第３節 事業所
経済社会環境の大きな変動の中で、各企業の経営のあり方も大きな変革が迫られている。企業経営の変革は、人員の再検討を含む企業組織の再編成も迫っており、個々人にも厳しい状況が生じている。
第１項 事業所の特性
製造業の事業所は比較的規模が大きくある程度多数あるが、県民サービス関連の事業所は小規模で多数あり、都市型サービス(対事業サービス)の事業所は小規模で少ない。
第２項 事業所の新設・廃止
富山県では事業所の新設・廃止とも相対的に少なく、長期間継続している事業所が多い。
第３項 価値ある事業経営
企業活動の暴走がまま見られるが、地場で育った企業には、それなりに規範を持ち節度ある企業行動が見られる。
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富山には、これまでの努力により、それなりの企業集積がある。 しかし、経済のグローバル化の中で、極めて荒々しい市場競争が出現しており、既存の組織の多くは、この状況に乗っていくことができず、困難に直面している。 さらに、情報技術の進歩によって人と人との関係のあり方が大きく変わり、あらゆる組織の再構築が求められているが、これに対応しようとしていない企業が極めて多く、成果が挙げれなくなっている。 既存の制度的枠組みの中で努力を怠る組織は排除されることが避けられず、新たな企業組織の形成を促すよう、様々な手段がとられていく必要がある。 （この箱書きの記述は、一般論として感じられることであり、残念ながら本節の内容をあまり踏まえていない。） |
(Apr.24,2015Rev.)