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第5章 ゆとりある郷土

第4節 情報・通信

 富山県の情報化への対応・システムの整備は順次進んでおり、各種システムの効果的な活用は地域の将来を大きく決定する要素となってきている。

第1項 機器の整備から活用へ
 かつては高速大容量の回線の整備が重要で、併せてそれを有効に活用していく社会システム(組織)の形成が課題であった。
 現在では、ネットワークの整備が一定の段階に達しており、それぞれの発想のもとで多様な活用が可能となっている。地域としての情報化の課題は、各分野それぞれで多様に活用していく課題に解消しているといえそうだ。


 情報システムへの対応は、単に施設設備を整備するだけでなく、その活用こそが求められている。
 このため、県民それぞれが、それぞれの立場で情報システムの効果的活用に努めていくことが必要である。


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(May.11,2015Rev.)