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経済センサスによる詳述
―製造業の卓越―

 産業構造の都道府県比較として、従業者数の構成を産業三分類で見ると、富山は第二次産業が31.1%と高い。これは、静岡、滋賀に次ぐ位置にあり、富山は、第二次産業に特化していると言える。

 なお、この事業所から従業者数を把握する統計では、国勢調査での各人が属する業種の把握とことなり、第一次産業の膨らみがないものとなっている。この結果、図では大都市圏と農業県が重なったものとなっている。


構成比が相対的に大きい業種構成比が相対的に小さい業種
24金属2.5176飲食店-1.48
16化学工1.7292その他の事業サービス-1.29
28電子部品・デバイス・電子回路1.1131輸送用機器-0.94
26生産用機器1.1039情報サービス-0.81
23非鉄金属0.9758飲食料品小売-0.76
18プラスチック0.9069不動産賃貸・管理-0.68
6総合工事0.5983医療-0.56
32その他の製造0.5454機器卸売-0.52
22鉄鋼0.4955その他の卸売-0.50
1農0.4897国家公務-0.49
 産業中分類で従業者数の構成比が高く、同時に全国の構成比で除した値(特化係数)も高いものから、富山の産業の具体的なイメージが把握できる。上図の横軸は、全国の構成比であり、縦軸の特化係数とで構成されるそれぞれの矩形の面積(ただし底辺は0の位置とする)は、富山県のそれぞれの産業の従業者数に比例している。また、全国水準100で切った面積は、全国との差異に対応している。)
 この全国との差異が特に大きな業種として、まずアルミサッシを中心としたの金属製品製造業、医薬品を含む化学工業、プラスチック製品製造業があげられる。半導体工場などの電子部品・デバイス・電子回路製造業は工場の立地している県でそれぞれ特化係数が高いものとなっていると考えられる。
 また生産用機械器具(工作機械)も富山の特徴である。
 こうした製造業と並んで、建設業の総合工事業も大きい。

 他方、特化係数の低い業種として飲食、情報サービス、不動産などが並び、一般に都市的産業と呼ばれる産業の従業者が少ないといえよう。
 また、北陸地方における行政についての地方中枢都市は金沢にあり、国家公務も少なくなっている。

(統計データ)

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(Apr.15,2020Rev.)