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第3章 モノづくり指向の産業
第2節 経済変動
第1項 景気動向
3.業種動向 ―コロナ禍の下での緩やかな回復・2021年春―
2021年春はコロナ禍の下で、前年の深い落ち込みから回復しているところであり、基調は弱く、先行きも不透明である。そして、専らコロナの影響が大きく、多様な環境条件と各業種との関連も明確にし難い。 参考 ⇒ 2019年末の景気動向
また、内容は、小生自身が各企業をヒアリングしている訳ではなく、富山県、国の出先機関、北陸経済研究所などの景気動向に関する報告に依っており、さらに小生自身の憶測も含んでいることに留意していただきたい。
生産財生産
総じて低調ではあるが、中国への輸出の動きなどで緩い回復基調となっている。
情報関連機器の生産は、それなりに動いている。
消費財生産
人口の高齢化の中でジェネリック医薬品の需要がある。
生産支援サービス
情報サービスはそれなりに動いている。
また、運輸は巣ごもり需要がそれなりにあるようだ。
消費財販売
雇用が不安定な中で、消費支出が手控えられており、小売りは総じて低迷している。 ただし、家電販売は、巣ごもり需要に繋がる面もあり、また情報機器等の展開があり、動いている。
個人サービス
コロナ禍により外食、宿泊は自粛され低迷を極めている。ワクチンの浸透により、年度後半には回復を期待したいところだか、先行きは不透明である。
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(May.04,2021Rev.)
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