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第5章 ゆとりある郷土
第2節 居住環境
第3項 利用施設

2.都市公園
―充実した基幹公園―

(1) 総面積
(2) 種類別面積

 富山県民の居住地は平たん地が広がっているが、数多くの身近な住区基幹公園の整備と伴に、イベントのための大規模な都市基幹公園の整備も進めてきた。


(1) 総面積面積
 人口当たり都市公園面積については、全国の10.5m2/人に対し、富山県では1.5倍の15.5m2/人と広い。都道府県の中では、12番目の大きさとなっている。


 富山県の都市公園の整備については、1970年代末から1980年代初めにかけて他地域以上に拡大しており、その後も着実な拡大を続けている。



 人口当たり公園数で見ると、富山は都道府県の中で最も多く、さらに年々増えている。



(2) 種類別面積

個所1か所
当たり
面積(a/所)
面積(a)
街区公園180410.6 19163
近隣公園51168.3 8583
地区公園39366.7 14303
総合公園261873.8 48718
運動公園142091.9 29287
広域公園19590.0 9590
風致公園9666.7 6000
動植物公園140.0 40
歴史公園8155.5 1244
墓 園4777.3 3109
緩衝緑地31473.3 4420
都市緑地97182.1 17662
広場公園28.0 16
緑  道5100.8 504
 都市公園にはいろいろな種類がある。身近には小規模な街区公園などが数多くあり、全県ベースでは数は限られるが大規模な広域公園などがある。


 富山県の公園種類毎の人口当たり面積を全国と比較すると、都市基幹公園としての運動公園、総合公園が特に大きい。これは国体等を含めたようなイベントのために整備を進めてきた結果であろう。また、住区基幹公園も地区公園、街区公園が充実している。



 今後は、都市公園の利活用、維持管理が課題になっていくと考えられる。このため、地域住民の積極的参加も含めて、それぞれの公園に相応しい方法が工夫されていく必要がある。

(統計データ)


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(May.28,2020Rev.)