県内での一極集中
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(1) 市町村間移動 (2) 人口増減 (3) 年齢構成 (4) 将来人口 |
下図は、人口の市町村間移動を個別に表したものである。 富山市、高岡市、射水市などについては、出入双方向の動きが大きく、その差として純移動がある。 人口の東京一極集中は批判的に捉えられるが、県内一極集中はどう捉えるのであろうか。 (2) 人口増減 2010年代後半の各市町村の人口総数の変化については、増加したのは舟橋のみであった。これに対して、減少率の大きいのが、朝日、氷見、上市、南砺、小矢部などと続き、減少が軽微にとどまっているのは、富山、滑川、射水、砺波などとなっている。 (統計データ) (3) 年齢構成 以上のような人口の変化の結果、各市町村の人口の年齢構成については、高齢化の特に進んでいる市町村としては、朝日、氷見、南砺が並び、逆に若年層の特に多いのは、舟橋であり、比較的若年層の多いのは富山、滑川、砺波、射水などである。 (4) 将来人口 市町村別の将来人口を社会保障人口問題研究所の予測で見ると、上述のような人口動向を背景にして、減少率が大きいのは朝日、氷見、南砺、魚津、高岡と続き、増加するのは舟橋のみ、相対的に減少率が小さいのは砺波、富山、射水、滑川となっている。 (Mar.05,2022Rev./Mar.20,2008Re_Ed/1996.Orig.) |