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人口推計の錯誤
―県推計人口と国勢調査人口の乖離―

 人口の動向は地域にとって重要な指標であり、住民登録の変化から「県推計人口」として毎月発表されている。
 人口推計は、国勢調査の結果を基礎として、住民基本台帳への届出を加減して求められている。そして届出が十分でなく、国勢調査毎にかなりずれが生じており、補正される結果となっている。
 このため、この統計の年々の増減を細かく分析することは、危うい。しかし、趨勢として人口の年々の減少幅が拡大していることは確かであろう。



 人口減少は、基本的には少子化が続くとともに、老年人口増加の中で年々の死亡者数も増加しているためである。
 年少人口の減少、老年人口の増加とともに、団塊の世代が65歳に達したのは2010年代前半であり生産年齢人口は減少している。


(統計データ)

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(Feb.16,2022Rev.)