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Y.国際社会での共生

(1) 誇りある生き方
(2) 自立できる生き方

◎混乱する国際社会の中で、多様な争いを避ける積極的努力を続ける。
 特に、地球全体の問題に関する多様なフリーライドの状況を改める。
 また、危機にあっても、国として自立可能な体勢を形成していく。


 地球温暖化の中の異常気象の頻発によって、世界中が混乱し、多様な争いが増えていくことは間違いない。こうした未来を覚悟して準備し、平和に貢献していくことが必要である。
 国とともに地域にあっても、自ら判断し、行動していくことが求められる。


(1) 誇りある生き方
 我が国は地球温暖化ガスの排出、難民の受入れ、自らが寄り添う価値観の普及など、世界から求められる責任を果たしていない。多様な意味で、人類社会のフリーライダーとなっていると言えよう。
 このため、いろいろな厳しい事態に直面しても、世界から蔑ろにされ支援を求めることができない可能性が高い。
 これに対しては、人類文明の中で求められる責務を自ら判断し、誇りある生き方を展開していく。

 地球温暖化ガスの排出、難民の受入れ、共通価値の普及など、我が国が国際社会のフリーライダーとなっていることについては、即刻改め、責任を果たす。



(2) 自立できる生き方
 今後予想される世界の混乱の中で、自立できる生き方を形成していく。
 喫緊の課題である食料の自給に向けて行動を起こしていく。また、グローバル化した経済社会の中で、国際社会の動向を見極めつつ、必要な経済的自立を工夫していく。
 さらに、国際的な侵犯への覚悟と対応する体制の整備も進める。

 これらの課題を深く検討すると、我が国の国土が抱擁できる人口はかなり少なく、人口削減も大切な手段であろう。

 食糧自給体制を確立する。困難であれば、人口削減も考慮に入れる。


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(Apr.21,2021)