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子ども食堂の充足率
―少ない子ども食堂―

 NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえの資料によると、2023年現在で、全国に7,363個所の子ども食堂が開設されており、小学校数に対する個所数(充足率)では25.9%となっている。
 これに対して、富山県内では37個所開設されており、充足率は18.8%となり、都道府県の中では8番目に低い。


 富山県では人口当たりの生活保護率も極めて低く、貧困者が相対的に少ないため、子ども食堂の開設の必要性が低いのだという解釈もあるかもしれない。
 しかし、都道府県の子ども食堂充足率と人口当たり生活保護率には相関がない。


 子ども食堂の機能は、単に貧困な世帯の子どもに食事を提供するというのではなく、地域の交流拠点として様々な活動をもたらす可能性を持っており、各地域毎に地域なりの活動が展開が期待される。


 (統計データ)

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(Oct.06,2024Rev./Jun.28,2019Org.)