コロナ感染状況
―富山はやや少ない―
2021年10月現在でのコロナ感染者累計総数は、全国で1,710,047人、富山で4,830人であった。これを人口百万人当たりでみると全国13,547人、富山4,664人となる。富山は都道府県の中で34番目でやや少ないといえよう。
人口当たり感染者数の多いのは、主として大都市地域で、人口密集地で感染の可能性が高くなっているといえよう。
一方、死亡者総数については、全国1,7929人、富山51人で、人口百万人当たりでは全国142人、富山49人となる。富山は都道府県の中では33番目となる。死亡者数は当然だが、概ね感染者数に沿っている。
感染者数と死亡者数の関連を詳しく見ると、感染者数に対して死亡者数の割合が大阪、北海道、兵庫で特に高くなっており、これらの地域では、一時的には医療体制の限界を超え医療崩壊を起こしていたといえそうだ。
なお感染者数の相対的に少ない地域で死亡者が比較的多い地域もあるが、死亡者の実数が少なく、医療体制の危うさがあったと見ることは必ずしもできない。(統計データ)
(Oct.12,2021)