関連項目に戻る

サービス受給者延べ数の構成
―療養施設サービスへの偏り―

 富山県の介護サービスは、施設サービス、特に医療系サービスに偏っている。
 これは、既に本文において、給付費を用いて検討したが、サービス受給者延べ数でも確認できる。
 公開統計では、集計区分毎に名寄せを行い実人数が示されているが、それを手元で合計した場合は延べ人数になることに留意が必要である。

 サービス受給者数の構成と給付費の構成比は、その単価が異なるため自ずと違ったものとなるが、各県の分布パターンは、ほぼ同じものとなっている。

 居宅介護が少なく、施設への偏りが明確である。

 居宅介護支援を除き、他の3区分を合計し、構成比を求めたものである。


 療護・医療院への偏りが明確である。

 療養・医療院は合計により一つの区分とし、福祉、保健との合計から構成比を求めたものである。



 こうしたサービス内容の偏りは、費用がより多くなるため国が削減を主導しており、これまで大きく変化してきている。

(統計データ)

関連項目に戻る

(Dec.01,2019Rev./Jun.07,2015)