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高卒者の就業状況
―恵まれた雇用環境―


 2023年末時点の高卒者の就職希望者の就職内定率は、富山県で97.3%で都道府県の中では最も高かった。
 就職未内定者率の高い地域には大都市圏の都府県も含まれており、これらの地域では、ある程度モラトリアム的思いがあるものと考えられる。


 ちなみに、厚生労働省による、ハローワーク関連の求職内定率の統計では、2019年11月末現在で富山県は91.4%で都道府県の中では14番目にあり、必ずしも特に高い訳ではない。これは例えば昨年も同じ傾向であった。
 なお、文部科学省による就職希望者全員の率より低いが、これは全国平均でも同様である。
(統計データ)


 他方、就職希望者の県内就職内定率は93.9%で、これは愛知県に次いで高い。
 大都市圏の県で県内内定率の低い地域があるが、これは住所を変えず通勤できる就職が容易なためであろう。



 富山県で未就職者が殆どいないのは、経済的環境に恵まれていると同時に、その是非はともかくモラトリアムを許容しない気持ちがあることも影響していると思われる。


(統計データ)

(Feb.24.2024)


参考 越境通勤
 参考までに市町村境、都道府県境を越えて通勤する者の割合を見ると、下図のとおりである。
 越境通勤する者の割合が高い都道府県は、当然ではあるが、東京都・大阪府周辺の府県である。
 多くの県では、県境越えの通勤者の比率は極めて小さい。県内他市町村への通勤については、それぞれの県の市町村合併の状況などが反映しており一般的な予想は難しい。



(統計データ)

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(Feb.24,2024Rev.)