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関連項目に戻る 自動車によるCO2の排出量―通勤利用での排出量の試算―
ガソリンの比重は約0.75で水の3/4程度の重さである。1リットルで0.75kgに相当する。| 自動車利用による炭素の排出量試算 |  | ガソリンに含まれる炭素 | ガソリンの比重 | 0.75 |  | 炭素の重量率 | 96/114 |  | 炭素の含有率 | 0.63kg/リットル |  | ガソリンの利用量 例
 | 燃料効率 | 20km/リットル |  | 平日走行距離 | 40km |  | 月間消費量 | 50リットル |  | 年間消費量 | 600リットル |  | 炭素排出量 | 炭素重量 | 0.38t/年 |  | 炭酸ガス重量 | 1.4t/年 |  主成分は、オクタン(C8H18)とされる。この場合、炭素の重量の割合は8x12/(8x12+18x1)となり、1リットルで約0.63kgである。
 日常の通勤でどの程度のガソリンを消費するか。これは、自動車通勤している人が、各自なりに知っている。ここでは片道20km、往復40km、25日/月として、リッター当たり10kmの性能とすれば、1000km/月の走行のために、50リットル/月を消費すると仮定しよう。
 この場合、炭素の排出量は、63kg/月で、年間では、378kgとなる。
 この値をどう判断するか。各自それぞれの立場があり、判断を表明するのは難しいであろう。また、ハイブリッドカーなど、技術革新に期待する向きもあるかもしれない。
 しかし、地域としては、自動車を利用しなくとも、日常生活を十分に送ることができる社会を形成していくべきことは間違いないであろう。
 
 
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 (Feb.27,2015Rev.) |