参考 地域創りの意思決定 第1節 歴史認識 補足 現代思想の系譜下図は現代思想の系譜をまとめたものである。現代思想に無知であるからこそ適当にまとめることができたもので、誤っている点、不確かな点も多々あろう。決して、この図から引用をしてはいけない。ただ、小生自身は、この図をよりどころにして、次第に理解を深めていきたいと思っている。我々の認識・行動は決して主体的で自律したものでなく、潜在的な意識・環境に影響され支配されたものであることは間違いない。 また、社会も決して合理的なものではなく、いろいろな経緯の中から結果として構築されたもので、いろいろな形があり得ることも事実である。 しかし、我々は、主体的に考え、主体的に社会を構築していこうとせざるを得ない。 ここで、まず、状況に流され、暴走してしまうことがあることを理解しておく必要があろう。 現代社会の大きな課題は、経済のグローバル化が進む中で、誰もが生活を破壊され、社会から排除される恐れを持っていることであろう。 こうした中で、改めて人生社会の目標・望ましき姿を考え、人を排除しない社会をどう築いていくかが課題となっている。 このための判断基準として、何が正義か延々と議論されている。 このような思想状況の中で、自分自身がどう行動していくかが問題である。どのような在り方を欲するのか。そこで、どうせ社会は変わらないからとしていろいろと駆け引きをしていくのか、自分なりに真摯に取組んでいこうとするのか。学問は価値判断を避けるのかもしれないが、実生活では避けて通れない。 |
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(Feb.11,2016Rev./Sep.18,2012Orig.) |