はじめに

1.ホームページの経緯

 本サイトは、1996年に開設し、加筆修正を続けてきた、「富山を考えるヒント」の改訂版です。
 私は、1970年代の末から、富山県に勤め、富山について考えることを仕事としてきました。以来、できる限り事実に基づき発言するよう、色々なことを見聞きするとともに、統計情報を確認し、見出された知見を書き留め、積み重ねてきました。
 1990年代半ばにhtmlを知り、自分自身の情報整理のために利用し始めました。そして、1996年には、「富山を考えるヒント」としてWeb上に掲載しました。これは、自らが活用するととも、情報発信を兼ねたものです。さらに、2007年には、大学に職を得、大学のサイトに移行し、加筆修正を重ねてきました。特に、大学では、授業での情報提供を兼ね、多様なメモを書き連ねてきました。容量的な制限もなく、気が付いた内容を既存のページに適宜ぶら下げてきてため、かなり体系が崩れ乱雑なものとなっています。
 今般、大学の常勤を退くにあたって、非常勤の授業のためのホームページとして当面大学でのサイトを維持し続けますが、一方で、自前のサイトで、内容を簡潔に再整理していくこととしました。
 この際、富山に関する森羅万象を掲載しようとはせず、自らの関心事、地域創りにとって重要と考えることを中心に分かり易く整理していきたいと思います。また、事実に基づくことは当然ですが、大学勤務中にいろいろと学んだ学術的議論も盛り込みつつ、さらに、これまでの経験も踏まえつつ、自分なりの考えを提示していきたいと思っています。

 なお、これまで自前サイトで掲載していた「環水公園バーチャル博物館」は当面掲載しつづけますが、「花果百樹園」はサイト全体の容量もあり、閉じることとしました。


次頁
表紙

(Jan.14,2014)