富山薬窓会 富山・石川合同支部 活動報告 本文へジャンプ
活動報告(1)
平成29年度  富山・石川合同支部  秋の交流会  
                   富山県薬事研究所の訪問   2017年12月2日(土)
 恒例の「秋の交流会」が富山県薬事研究所で行われました。昨年までの5年間は石川県に出向いての秋の交流会でしたが、今年から2年間にわたり富山県で行うことが幹事会で決定されています。今年は「近年、大きく変貌を遂げた富山県薬事研究所の今日」を富山薬窓会会員の皆様に広く知っていただきたいとの思いから、企画しました。同研究所は産官学が共同して富山県を中心とした医薬品産業群を再構築する構想の中心的な役割を期待されています。製剤開発・創薬研究支援ラボにつづき、2018年3月にはバイオテクノロジー研究支援棟が完成します。秋の交流会はこうした将来を見据えた薬事研究所の概要と施設見学、最近の研究紹介2題から構成されました。高津先生のご快諾により実現したもので、開会のご挨拶と概要に1時間にわたり熱弁を奮っていただきました。この場をかりまして、厚く御礼を申し上げます。また高津所長をはじめ、柚木先生、松永先生、永井先生、小笠原先生、いずれも富山薬窓会の会員でいらっしゃいますことは心強い限りです。ちなみに奥様も同窓生でいらっしゃいます。
 概要をお聞きした後、2班に分かれてラボツアー後、「ベツリン創薬研究とバイオ医薬品の品質評価研究の紹介」を小笠原主任研究員にまた、「飲みやすさに重点をおいた製剤研究の紹介」を永井主任研究員にご講演いただきました。ちょっと固い話ばかりでしたが、若い研究員の方の熱意を感じ、頼もしく思いました。一同、心楽しい時間を過ごし、自由解散となりました。皆、大満足の1日でした。